まさかのメイド様!?
「わー!!きれーい!!」
辺りは暗くなっていて、
所々の灯りがきれいに見えた。
「すっごーい!!
観覧車とか久しぶりっ!!」
奈央が元に戻った。
…よかった。
「今日は何でいきなり、遊園地に?」
いきなり俺の方を向いて、
切り出してきた。
「友達んちが経営してるんだよね。ここ。
んで、今日の無料券くれてさ。
無料券貰ったのに行かないなんて
悪いかなと思ってさ。」
「そうだったんだ。
連れてきてくれて、
ありがとう♪」
満面の笑みで言ってきた。
「あのさ…」