Street Love【BL】
「蓮……」
「なに?」
「おやすみ」
「おやすみ。よく眠るんだよ」
頭を撫でやると、やっと安心したように目をつむる
途端にスヤスヤと寝息をたて、深い眠りについた
いつの間にか俺も柚希と眠ってしまったようだ
気づくともう日が暮れていた
リビングの方からもの音がする
柚希はまだ俺の隣で眠っているようだ
顔にかかった髪をそっとどけると長い睫と、熱で赤く熟れた唇が露わになる
しばらく見つめていると、いきなり誰かが部屋に入ってきた