Street Love【BL】
その言葉だけで充分だった
連は恋を知らない俺に、初めてのセックスに、怖がらせまいと優しく触れてくれた
それだけで、本当に大切にしてくれているんだと分かった
その夜、俺と連はそのままお互い抱き合って寝てしまった
■□■□■□■□■□■□■□
「ってなわけで、ホントなにもなかったの」
昨夜のことを説明すると、三人はつまらなさそうきため息をはいた
「なぁんだ、つまんねえな。柚希も男は度胸だろ!」
「まあそれだけ大切にしてくれてるってことだろ」
「俺は連さん尊敬しちゃうよ」
なんだよ。みんな言いたい放題だな
そんなに人の情事聞いて楽しいわけ?