Street Love【BL】


その言葉だけで充分だった


連は恋を知らない俺に、初めてのセックスに、怖がらせまいと優しく触れてくれた


それだけで、本当に大切にしてくれているんだと分かった


その夜、俺と連はそのままお互い抱き合って寝てしまった










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「ってなわけで、ホントなにもなかったの」


昨夜のことを説明すると、三人はつまらなさそうきため息をはいた


「なぁんだ、つまんねえな。柚希も男は度胸だろ!」


「まあそれだけ大切にしてくれてるってことだろ」


「俺は連さん尊敬しちゃうよ」


なんだよ。みんな言いたい放題だな
そんなに人の情事聞いて楽しいわけ?








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