Street Love【BL】
「蓮、俺今なら大丈夫な気がする」
「なにが?」
きょとんとした表情で俺を見つめてくる。
「だから……ぇっち////」
「えっ?聞こえなかった。もう一回言って?」
「聞こえてたくせに、嘘つき!もう!何度も言わせないで///」
照れ隠しに普段出さないくらいの大きな声を出す。蓮はクスクスと笑ってる。頑張って言ったのに……
むくれてると、ふわっと抱きしめられた。
「無理してないか?」
ふるふると首を横に振る。
「なら、ベッドに行く?」
耳元で囁かれ、かあっと顔が赤くなっていくのがわかった。
返事を聞く前に、蓮に抱き上げられ、寝室へと運ばれた。