全力自転車!!!!!!!!!!!!


高間の緊張はピークに達し、汗の量が大変なことになっている…


俺には手がつけられない。



「高間くん。大丈夫。頑張っているんだから結果も付いてくるよ。
 想司と神をつなぐ大切な場所なんだから。司馬君と約束したでしょ?」




高間はすっと立ち上がり、「ありがとう」とだけつぶやきグラウンドへ出た。



神は減速し、俺の方ゆっくり下がる。


「山手…お前なら…一位で帰って来れる…」















  
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