恋色
「何やってんねん!?」


入ってきたのは季唖やった。

手の締め付けが無くなった。

そのあとものすごい音が聞こえた。

人を殴ったみたいな。

そのあと、目の暗闇から開放された


「いけるか?」


その一声をかけてくれた後口に入ってるタオルをとってくれた。

まだ口の中にタオルの味が残ってた。

官永の方見たら焦った表情で学年職員室から出てった。

今は季唖とウチの2人きりやった。


「あっゴメン!!」


季唖は焦ってウチとちゃう方向向いた。

よぉ考えたら制服が・・・

忘れてた・・・


「あっゴメン!!」


なぜかウチもあやまってしまった。


「ハハッ、ハハハハッ。」


「ハハッ、ハハハハッ。」


つられてウチも笑ってしまった。


「てゆーか早よ服着ろや。」


「あっうん。」


・・・・・・・・・・・


どうしよ・・・・

手震えてボタン止められへん・・・


ポトッポトポトッ


「ヒック・・・ヒックヒック」


あれ?ウチ泣いてる?
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