恋色
ガチャ!!

カバンを持って

ウチは勢い良く家を飛び出した。

てゆーか絶対靭帯切れた。

この痛さは骨じゃない。

とりあえず近くの公園によった。

一応冷やしとかな。

ウチは公園にある水で腕を冷やした。

・・・・あれ?

あれって・・・

季唖?

ダル!!

なぜに今?

空気読めや。

てゆーかこっちに気付きませんように。

そんなウチの願いも虚しくこっちに気付いてしまった。


「緋織?」


「なに?」


「どうしたん?!」


「見て分からん?」


「どうなってるかは分かるけどお前今死にかけてんぞ。」


「うん。」


「痛ないん?」


「痛いに決まってるやろ?やられたとき悲鳴あげたもん。多分若干腕の靭帯切れてるわ。」


「とりあえず病院いこ。」


「うん。」


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