イケメン☆パーティー

「それから、かりんが嫌なら向こうでいきなり一緒に暮らさなくてもいい。
働きたければ、大阪で再就職してもいい。
ただ俺としては、身ひとつで俺のところに転がり込んできてほしいと思ってる」

「…………」

あたしはなんと言っていいかわからなくて、黙って秋山さんの顔を見つめた。


すると……


「かりん、愛してる」


うわぁぁぁ……

反則だよ、秋山さん。

そんな甘い表情で、ずっと憧れてた秋山さんにそんな風に言われちゃったら、あたし、また流されちゃうよぉ。


でも、あたしは何とか持ちこたえた。


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