イケメン☆パーティー
あたしがコンビニから戻り、1階でエレベーターを待っていると、開いた扉から水野さんが降りてきた。
総務の可愛い先輩が一緒で、お喋りしながら楽しそうに笑っていた。
あたしが会釈すると、水野さんは軽く手をあげて応えてくれた。
あたしは1人エレベーターに乗り込み、扉を閉じた。
水野さん、あの先輩と一緒に食事に行くのかな。
仲良さそうだったなあ。
もしかして、彼女?
それともただ一緒にお昼を食べるだけの友達?
水野さんもかっこいいもんなあ。
彼女がいてもおかしくはないよなあ。
楽しそうだったなあ……
あたしはなぜか胸の奥がつかえるような気分を味わいながら自分のデスクに戻った。