イケメン☆パーティー
あたしは何か言いかけた舜をさえぎって、お茶をひと口飲んでから、舜の顔を正面からしっかりと見て宣言した。
「舜ともやっぱり付き合えないから。
舜のことはいい友達だと思うけど、付き合うとかそういう対象とは思えないから。
だから、ごめんなさい」
あたしは頭を下げた。
舜と美沙子さんがどうなってるのか、すごく気になったけど、それとこれとは別。
きちんとけじめはつけないとね。
もうあたしは流されない。
ちゃんと、自分の意志を貫くって決めたんだ。
あたしが頭を上げると、舜は悔しそうな表情であたしを見ていた。
「ほかに好きなやつがいるのか?」
「え?」
「それって、水野?」
「えええっ?」