イケメン☆パーティー



ああ、だるい……

もうすぐお昼か。


翌朝遅くに目を覚まし、枕元に置いてある目覚まし時計で時刻を確認したあたしは、何もする気が起きず、そのままベッドの上で天井を見ていた。


どうせ今日も休みだし。

水野さん……

はぁぁぁ……

何度ため息をついたところで、水野さんが美沙子さんを抱いたという現実は変わらない。


なんでHしちゃうかなあ……

水野さん、そんなことする人だと思わなかったのになぁ。

すごく紳士的だし、真面目なのに。

でも、水野さんも一人の男だったっていうことよね。

まあ、あたしだって、バージンってワケじゃないし、他人のことをそんな風に言えた立場じゃないけどさ。

…………
……


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