イケメン☆パーティー
「舜、もういいよ」
あたしは舜の肩に手を掛けて、頭を上げるようにうながした。
「舜の言ったことは全部本当のことだし、お酒の席のことだから……」
本当は相当ダメージ受けてたけど、でも、舜を責めたって、言っちゃった言葉はもう消せないんだし。
それに全部あたしがしたことなんだから、そのツケはあたしに返ってきて当然なんだし。
頭を上げてからも、舜は「ごめん」を繰り返した。
あたしは無理に笑顔を作って、「本当にもういいから」と舜を引っ張って席に戻った。