イケメン☆パーティー
「透けてる。
最高だな、その格好」
秋山さんの視線を追って、自分の体を見下ろした。
Yシャツ越しにうっすら素肌の色が透けている。
やだっ!
あたしは慌てて両腕で体を隠した。
「だって、あたしの服、見当たらなくて……」
「ああ、下着は今洗濯が終わって乾燥中。
ドレスはしわにならないようにクロゼットにかけておいた」
「えーっ、洗濯なんてしなくていいのに」
「でも、俺のせいで汚しちゃったからな」
いたずらっ子のような表情でそう言う秋山さんに、あたしはボッと赤面した。