イケメン☆パーティー
すると、水野さんはニヤッと笑った。
あ、なんか怪しい。
スイッチ入っちゃった?
「かりん、今日はうちに泊まりに来いよ。
せっかく付き合い始めたのに、ずっと会えなかったんだからいいだろ?」
出たっ!
プライベートモードの水野さん。
でも断る理由なんてないし、実はそんなこともあろうかとお泊りセットも持ってきてる。
「うん」
素直に頷くと、水野さんが顔を寄せてきて囁いた。
「あとで、一緒に読もうな」
ああ、やっぱり意地悪……
ここはスルーしておこう。