イケメン☆パーティー
つまずきそうになりながら、引っぱられるままに踊り場に出た。
重い扉を閉めると、舜はいきなりキスしてきた。
噛み付くような勢いで口内を蹂躙され、さらに舜はあたしの胸をわしづかみにした。
驚いて舜を押し返し、かろうじて唇だけ引きはがした。
「舜、いやっ、やめて!」
しかし舜はあたしの言うことなど聞かず、首筋に顔を埋めて舌を這わせ、スカートに手をかけてきた。
「やだっ、本当にやめて、会社なんだよ!」
それでも舜は一言も発しなかった。
そんな舜がだんだん怖くなってきて、あたしは舜から逃れようと必死にもがいた。
「ねぇ、舜、本当にやめて!
この間のことは謝るから!!」