イケメン☆パーティー

あたしに拒否権はなかった。

「……わかった」


あたしがうなずくと、舜はしばらくあたしの顔をじっと見てから言った。


「今日は逃げるなよ。
あいつがいないから大丈夫だとは思うけど」


あいつ、とは、もちろん秋山さんのことだろう。

大きく頷くと、舜はやっとあたしを解放してくれた。



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