SWEET BITTER
「今日追試でさ。
行けなかった。ごめんね。」



「全然平気!!」




沈黙。
気まずい。





先に沈黙を破ったのは優翔さんだった。




「とりあえず歩く?」



「はい…」




あたしたちは近所の公園についた。




でまた沈黙。





気まずすぎる。




「あのさ。」




沈黙を破ったのは今度も優翔さんだった。





「俺、柚ちゃんが好きなんだ。
いや知ってると思うけど本当マジ好き。」





あたしはずっとうつむいて聞いてたけど、好きって言われて嬉しかった。




あたしやっぱ優翔さんの事好きなんだなって思った。





「っていきなりこんなこと言われても困るよな。
うん。でも好き。
俺、お前のこと好き。」





ずっと黙ってたあたしに優翔さんが心配そうに言った。



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