SWEET BITTER
「優翔。お前ってそうゆうキャラだったっけ?」



柚ちゃんが持ってきてくれたコーヒーをのみながら尚人がさっきの事について聞いてきた。




「そうゆうキャラじゃない。」


そうゆうキャラじゃないけどなんかもう分かんないんだ。




「お前ほんとに好きなの?」




「うん。あたりまえ。」




こう見えてもほんとに好きなんだよ。



初めてこんな気持ちになった。


表現しにくいけどまぁ好きなんだ。




「ならいいけど。」




俺の気持ちが分かってくれたのか尚人はそれ以上何も言わなかった。



「頑張れよ」




尚人は笑ってそう言ってくれた。




「あぁ。」


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