SWEET BITTER
俺が着くと柚ちゃんと唯ちゃんが2人で帰ろうとしてたとこだった。





「柚ちゃん!!」






俺は唯ちゃんとふたりにしてもらおうとすると、


唯ちゃんが柚ちゃんにニヤニヤしながら耳打ちをしていた。


それから2人で公園に移動した。




緊張してきた。ヤバい。





「あのさ」




緊張して声が裏がえりそうになった。





「俺、柚ちゃんが好きなんだ。
いや知ってると思うけど本当マジ好き。」





ついにいってしまった。





俺が言いたかった内容とはちょっと違うけど、




素直にいえたと思う。




でも柚ちゃんからの返事がない。




ずっと下向いてる。




振られるかも。





「っていきなりこんなこと言われても困るよな。
うん。でも好き。
俺、お前のこと好き。」



ごまかすように言った。



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