病的手記
待ち合わせたのは公園。

裕也は少し遅れてきた。


『遅れてごめん。大事な話があって呼び出したんだ…』

『なに?話って?』

私は裕也が好きだったけど、振られたらショックだから自分から告白するのはもちろん、好きって気付かれたくなくて冷たく返事した。

でも裕也の話は予想外のものだった。
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