愛しい君へ
「なんでかなぁ

私、なんか悪い事した?

でも、聞いてないよ

詩織も恭平君の事

―――好きだったなんて。

なんでいってくんなかったの?


私たち、友達じゃないの?
親友じゃないの?」




私は

コンパスに手を伸ばした
< 32 / 41 >

この作品をシェア

pagetop