あの音が聞きたくて
新しい友達や、楽しめる場所が
増えたことはリオンにとって、

とても喜ばしいことだった。

しかし、友達ができたことにより、
新たな悲しみがリオンを

襲うことになるとは、
麻衣や健治は想像していなかった。
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