あの音が聞きたくて
補聴器のお店に着いた時、
案の定リオンは寝ていた。
「リオ〜ン、着いたよ!」
麻衣がリオンを抱き上げて起こした。

寝ぼけ半分に目をこすりながら、
ママにしがみつくリオン。
かなりの甘えんぼさんである。

補聴器の種類やサイズをみる。

見本の機械を耳にあてようとすると
リオンが嫌がる。

今日はここで補聴器を買った後に、

訓練施設に行き、
使い方を教えてもらわなければならない。

あまり時間はかけれないが、
リオンにあった物を買わなければならない。
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