あの音が聞きたくて
「お議母さん、すいませんでした。
伝えてなくて、リオンは寝る前と、
お風呂に入る前は補聴器をはずさないと
駄目なんですよ。」
「あら、あの子ら、お風呂に入ってなかった?
間に合った?」
「ハイ、ギリギリセーフでした!
これからは、お風呂前に補聴器を外して
寝るまではもう付けないようにします。」
「あ〜、そのほうがいいよね。
あ、麻衣ちゃんコーヒーでも飲む?
良かったら、入れるよ
私もちょうど飲みたいところやから。」
「すいません、いただきます!」
食後の何気ない、
嫁と姑の会話が交わされた。
何気ないと言っても
二人は気が気ではなかった。
何しろこんな状態が
これから毎日続いていくからである。
伝えてなくて、リオンは寝る前と、
お風呂に入る前は補聴器をはずさないと
駄目なんですよ。」
「あら、あの子ら、お風呂に入ってなかった?
間に合った?」
「ハイ、ギリギリセーフでした!
これからは、お風呂前に補聴器を外して
寝るまではもう付けないようにします。」
「あ〜、そのほうがいいよね。
あ、麻衣ちゃんコーヒーでも飲む?
良かったら、入れるよ
私もちょうど飲みたいところやから。」
「すいません、いただきます!」
食後の何気ない、
嫁と姑の会話が交わされた。
何気ないと言っても
二人は気が気ではなかった。
何しろこんな状態が
これから毎日続いていくからである。