好きって言いたい~③人のStory~
「兄貴・・・許してやれば?




昌だって真剣に考えてるみたいだし。




だってアノ昌だよ?




兄貴、信用できないの?」




「・・・・・・・・んな事っ、ない。




けど・・・あ~もう!!!」




その日の兄貴のお酒のペースは




時間が経つに連れてドンドン早くなり




俺には止められなくなっていく。




なんで俺が・・・(涙)




誰かなんとかしてくんねーかな・・・




その時




俺の頭の中に




一人の男の顔が浮かびあがった。




すぐさま、男に電話をかける。




何回かのコールの後




電話口に男が出た。
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