好きって言いたい~③人のStory~
「翔?」




「おうっ!」




白いタキシードに袖を通した




昌が近づいてくる。




「お前、似合うな(笑)」




昌は少し顔を赤くしながら笑ってる。




「翠の事、頼むな」




俺の言葉に昌は一瞬驚いた顔をしながら




「あぁ、分かってる」




意思の強い瞳を向けて




翠を見ている。




「お前で良かったよ・・・




翠の相手が」




俺の言葉に更に笑顔で




答えてくれた昌。
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