恋☆の相手はいじわる神様!?

「あんたじゃなくてセイ!」

「は?」

「だから俺にはちゃんとセイって名前があんだから、ちゃんとセイって呼べ」

あぁ名前の話か…
てか何故に命令形?
まぁええわ

「分かった分かった。で聖也君は?」

「んっと聖也君が好きだねー」

あ!!またニヤって笑った!!
なんかこの全てを見透かす感じ胸がギュッてなるし嫌。

「あ、不機嫌な顔になった」

うっさい!
そんなことより聖也君なんやって重要なんわ!

「聖也君ねえ?教えてほしい?」

「もっちろん!」

思わずガバッてしがみついてしまったあたし。

顔をあげると
セイが口に手を当てて笑いをこらえてた。

むきー!!
絶対こいつあたしのこと馬鹿にしてる!!

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