恋☆の相手はいじわる神様!?

「何がよ!!」

「だーかーら!!お前はそいつがどんなやつか全然知らねーくせに、優しくされたらほいほい着いてくだろ?そいつが悪いやつでも何も疑わねーし…危なっかしくて、お前に好きなやつがいると目放してられなくなんだろ!!」

「いい例に今回だって、正体が俺だって全然見抜けないで、パンやったくらいで好きになってんじゃねーか!これで分かっただろ?簡単に男なんて信じんな!」

あたしのこと心配してくれて、分からせるためにわざとやったってこと?ほんまに全部あたしのため?

なんやこいついいやつやったんか。
こんなん初めてゆわれた。
それだけセイはあたしのこと見ててくれたんや。
なんも知らんのはあたしやん…

「あ゙ー!!」

急に叫ぶセイ。

なっ何や?;

「こんなんゆうつもりじゃなかったのによぉ!てめーが分からずやだから全部言っちまったじゃねーか!」

目の前には
がしがし頭をかきながら照れを隠すように怒るセイがいた。

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