恋☆の相手はいじわる神様!?
なんて考えてる間も
ぐいっぐいあたしの手を引き
ホテルに入ろうとする悠君
「やめて下さい!意味不明ですから!」
「えーやん一回ぐらい」
「嫌です!放して下さい!」
このままやとほんまに
やばい!助けて!
セイ…!
その時
ドンッ
「いってぇ…」
顔をあげると悠君が
吹っ飛んでいた
なっ何が起きたん!?
「何すんだてめぇ!」
悠君がのそのそと
立ち上がりながら言った
てめぇ?
その時あたしは初めて
後ろに誰かがいることに気付いた
「セイ!?」
そこにはあきらかに
不機嫌な顔のセイがいた
「なっなんでここにいんの!?」
「…」
セイはフイッと顔を
そらしてしまった