恋☆の相手はいじわる神様!?

「未希ー!!」

「んー…?」

「起きろー昼やでー」

「んー?…はっ!?昼!?」

「未希寝過ぎやし。いびきすごかったで~」

ケタケタ笑いながら言う綾に、苦笑い。

ははは…。
モテへん原因はこれか;

うわーほんま寝過ぎた
今日昼飯まだかってへんのに…

「綾ちゃーん」

「いやや!!」

あたしが猫なで声で綾をよんだ瞬間断られた;

「早っ!!」

「だって絶対パシリにつかうやん。」

ちっばれたかっ

むー
買ってきてくれたかて
いいやんかあ

めんどくさい

神様お願い買ってきて…
これくらい
叶えてくれたってええやろ?

『しょーがないなぁ。』

どこからともなく声がした

「へっ!?」

「何?うるさい未希」

おっきい声で叫んだあたしを睨みながら綾が言った

「なあ今なんかゆうた?」

「ゆうてへんよ」

じゃあ今の声何?

あたしとうとう頭
やられたんやろか?

いや、気のせいや。
うんきっと気のせい…

あー
早よパン買いにいこ~

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