先輩とわたし
さっきのことを凛子に話すと…
「それって.碧のこと見てたんじゃん!?」
私が先輩を見てるように.先輩も私を見てたってこと?
嬉しいすぎる~
幸せな気分でいると…
担任の先生に呼ばれた…
私何かしたっけ?
「お前.S高校目指してたよな!?」
『はい.そうですけど…』
「辞めておけ.お前の点数じゃ無理だ!」
それだけ言って教室へ戻ってしまった…
辞めておけ.辞めておけ.辞めておけ.
さっきの先生の言葉が頭から離れない…
でも.不合格でも受けないより後悔は.少ないはず!
そう思い先生のことを追いかけた!
『先生私S高校受けます!だめでも.受けなかったら後悔するから…』
「そうか…じゃがんばれ!お前のそのやる気があればきっと大丈夫だ!」