俺様王子の秘めゴト
この人自分から聞いといてさじ投げたよ!!!!










「と、通常なら言うけど今回は言わない。」








んっ…フェイントかよ!










「とりあえず華南、あんた今日から私と行動な。」









ビシッと。










指差された。









「…あ、はい。」










素直に従うしかない私。









とりあえず、ここで分かることが一つ。









茜には逆らえない。









「なんとも間抜けな返事ねぇ。」








あ、すいません。









「まぁいいわ。とにかく、私から離れないでよね!離れたら…命の保証はしないわよ!」









……怖いっす。









そう言うと茜は立ち上がった。








「それじゃぁ先ずは予防線、張っときますか。」









予防線?









「行くよ華南!!」








スカートに着いた汚れを払いドアに向かう。








私は、その姿をついカッコいいと思ってしまった。












それから二人で教室に戻る。









すると、事件は既に起きていた。










「…………………。」





「……あら。」







< 34 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop