俺様王子の秘めゴト
魔王からのお声掛け。
はぁ。
「すみません、失礼します。」
ため息を溢し戻ろうとする。
真波先輩に軽く頭を下げ向きを変えた所でパシッと、腕を掴まれた。
「………真波先輩?」
振り返り瞬き数回。
「華南ちゃん、無理…してない?」
え…?
「華南ちゃん…」
「おいはな!!」
やばっ。
「今行きます!!!」
魔王の催促を聞き、素早く腕を引っ込めると
「すいません、大丈夫ですから。」
再度先輩に頭を下げて戻った。
「遅い!!」
俺様め…。
戻ると魔王は書類にサインしながら話しだす。
「いつまで圭と話してるんだ、忙しいんだからさっさとしろ!!」
忙しいって、忙しいのはあんただけじゃないっつの。
「すみませんでした。」
「謝る時間あるなら早く珈琲淹れてこい。」
暴君。
俺様。
自己中心的。
私はお茶汲みかっ!!!!
無言で棚に向かう。
てか、大体なんで生徒会室にティーセットがあるわけ?
ご丁寧にポットまであるし。
しかも中身はちゃんとお湯。
更に珈琲メーカーまで完備。
意味分かんない。
はぁ。
「すみません、失礼します。」
ため息を溢し戻ろうとする。
真波先輩に軽く頭を下げ向きを変えた所でパシッと、腕を掴まれた。
「………真波先輩?」
振り返り瞬き数回。
「華南ちゃん、無理…してない?」
え…?
「華南ちゃん…」
「おいはな!!」
やばっ。
「今行きます!!!」
魔王の催促を聞き、素早く腕を引っ込めると
「すいません、大丈夫ですから。」
再度先輩に頭を下げて戻った。
「遅い!!」
俺様め…。
戻ると魔王は書類にサインしながら話しだす。
「いつまで圭と話してるんだ、忙しいんだからさっさとしろ!!」
忙しいって、忙しいのはあんただけじゃないっつの。
「すみませんでした。」
「謝る時間あるなら早く珈琲淹れてこい。」
暴君。
俺様。
自己中心的。
私はお茶汲みかっ!!!!
無言で棚に向かう。
てか、大体なんで生徒会室にティーセットがあるわけ?
ご丁寧にポットまであるし。
しかも中身はちゃんとお湯。
更に珈琲メーカーまで完備。
意味分かんない。