俺様王子の秘めゴト
ん?
パンッ…-
「…………。」
「華南ちゃん!!!」
「あー…やったな。」
「……痛い。」
言いかけた所で肩を掴まれ振り向かされると勢い良く殴られた。
平手打ち。
頬が赤く染まる。
「いー音鳴ったなぁ。」
何を呑気に言っていますか三郷先輩。
「てんめぇぇ!!!!」
茜が襲いかかろうとし、先輩達に止められる。
「…私が一体何した?」
叩かれた頬に手を当て、殴った奴を睨む。
「何って…王子の補佐やってるクセに圭様に抱きついて身の程をわきまえなさいよ!!」
嫉妬。
と言うやつだ。
「別になりたくてなったわけじゃない。」
何も知らずにただバッチを着けたらそうなっただけ。
真波先輩も、抱きついた訳じゃない。
「なら、なんで辞めないのよ!!」
なんで?
…。
その質問に何故か答えが出てこない。
「ほら!!何も言えないってことは王子から離れたく無いからでしょ?!」
……あれ?
なんで私は辞めないんだ?
「それで圭様に抱き着くなんて、図々しいのよ!!!」
ヒュッと再び手が上げられる。
そしてその手は私目掛け振り下ろされ…
パンッ…-
「…………。」
「華南ちゃん!!!」
「あー…やったな。」
「……痛い。」
言いかけた所で肩を掴まれ振り向かされると勢い良く殴られた。
平手打ち。
頬が赤く染まる。
「いー音鳴ったなぁ。」
何を呑気に言っていますか三郷先輩。
「てんめぇぇ!!!!」
茜が襲いかかろうとし、先輩達に止められる。
「…私が一体何した?」
叩かれた頬に手を当て、殴った奴を睨む。
「何って…王子の補佐やってるクセに圭様に抱きついて身の程をわきまえなさいよ!!」
嫉妬。
と言うやつだ。
「別になりたくてなったわけじゃない。」
何も知らずにただバッチを着けたらそうなっただけ。
真波先輩も、抱きついた訳じゃない。
「なら、なんで辞めないのよ!!」
なんで?
…。
その質問に何故か答えが出てこない。
「ほら!!何も言えないってことは王子から離れたく無いからでしょ?!」
……あれ?
なんで私は辞めないんだ?
「それで圭様に抱き着くなんて、図々しいのよ!!!」
ヒュッと再び手が上げられる。
そしてその手は私目掛け振り下ろされ…