あおい。あおい。
あっと言う間に日は暮れ
空には無数の星が散りばめられる


「裕真…こないのかなぁ」


小さな期待も虚しく裕真がくる気配はない

冬の夕方。
さすがに寒い
まゆはブランコから降りマフラーを巻き直しながら公園をでようとする


その時、聞き慣れた彼の声がどこからか聞こえた




後ろを振り返ると
そこには彼と見知らぬ女の子が一緒に歩いていた。
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