あおい。あおい。
―――――
―――



翌日
学校に着くと美保は席についていた


安心し美保の元へと向かう


「美保!おはよ〜」

明るく挨拶するが美保の表情は冷たかった

いつもなら笑って抱きついてくるのに……

美保はまゆの横を通り過ぎ教室を出ていく


その時ほかの女子があたしに聞こえるようにわざと話すのが聞こえた

「親友の彼氏とるなんて最低……」



親友の……彼氏?


いつの間にかクラス中にあたしの変な噂が流れていた



美保の彼氏の浮気相手はあたし…それで美保は立ち直れなくなった……と。



もしかして…

昨日のキス見られたのかも


誤解を早く解きたくて美保に電話をかける

でも出てくれない
学校中探しても見つからない…
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