あおい。あおい。

たまらなくスキな空間がまたあたしを優しく包む。

彼が隣にいて
笑いあって
ブランコこいで空を見て


ずっとこのままでいたい…


「裕真…あたし話あるんだ」

「話…?」

「うん。聞いてくれる?」

「…うん」



裕真は真剣な顔になる
あたしの雰囲気で察したんだろう…普通の話じゃないってコトを


「あの…ね……」


緊張で声が震える
裕真からの視線が痛い
これを言ったら……この関係は終わってしまうかもしれない

もう…会えないかもしれない…

だけど……逃げたくない。


「あのね!あたし裕真のコト…!!」


「ちょっと待って!!!!!」


「え……」

裕真はいきなり立ち上がりあたしの話を遮った



「その前に…俺の話きいて!!!」

「うん……」


もやもやな気持ちのまま渋々裕真の話をきく

やっと…言えると思ったのに



「…まゆ」

「…なあに」

「あのさ?」

「な〜に」


なかなか言い出さない裕真
まゆは自分の気持ちを伝えられず苛立ちが募り話を聞く気になれなかった










「……俺とつきあって?」
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