あおい。あおい。
振り返るとそこには
いつもの彼がいた。


あまりにも突然の出来事で声がでない。
まずいっと思い急いでその場を立ち去ろうとブランコから降り彼の横を通り過ぎようとした時だった



「空って…きれいだよな」


「えっ」


微笑みながら彼はまゆに
問いかけた

「あんたも空が好きだから見てたんだろ?」
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