【続】不良star(完結)
・好きだから・・・
キーンコーン カーンコーン♪
学校のチャイムが鳴ったのをきっかけに
私は勢いよく教室を飛び出した。
2日前、陽は竜が学校に来ていないと
教えてくれた・・・
もしかしたら、喧嘩をしていて
いないかもしれない・・・・
でも・・・・
それでも私は今すぐ竜に会いたかった。。
竜が、今私を好きでいてくれているのかは
分からない・・・。
それでも、伝えたかった。
『私は何があっても竜の傍にいるよ』って
竜に言いたかった。
陽、
今まで心配してくれてありがとう。
陽の気持ちには驚いたし、
とても嬉しかった。
でも、ごめんね・・・
気持には答えられないんだ。
私には“竜”っていう
大切な人がいるから・・・・。
秀、
わざわざ私と竜に真実を教えてくれて
ありがとう。
そのせいで、私と竜が別れてしまった
のは事実だけど・・・・
それでも、やっぱり嬉しかった。
偽って生きてるより、
きっと良かったはず。。
竜、
そう思わせてくれたのはあなただよ?
私は何が過去にあったって関係ない。
ずっとあなたの傍にいたいよ・・
私は、
あなたが
好きだから・・・・・。