【続】不良star(完結)
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。
もう、どうでもいいよ・・・。
「分かったよ・・・・。
でも、付き合う前見たくは・・・
戻れない。」
「あぁ、分かってる。
指輪も外しとけよ・・・?
・・・・これ、返すか?」
右手の光る物を、竜は私に
差し出す。
「いいよ・・・・。
それは、竜にあげたものだから・・
・・・・・私の
気持ちだったから・・・・。
もう、他の人には一生
竜に対する思いと、全く同じ物なんて
抱かない。
だから・・・・
だから、この指輪も・・・・
貰っていい?」
(・・・これは、私の一生の宝物
だから・・・・)
必死に最後の言葉を飲み込み、
左手を右手で握りしめる。