【続】不良star(完結)
竜がけんかしていた原因は・・・
きっと私だから・・・・
私のせいで、気を使わせて・・・
虐待を受けている私を哀れんで、
同情して・・・・。
きっと、そんな気持ちが
ストレスを作る原因に
なっていたのだろう・・・・
「もう・・・・
私は“星”を望まないから・・・
竜はやっと、自分の世界を
照らす時がきたんだよ・・・。」
陽は、私の言葉に訳が
分からないといったような顔を
していた。
「・・・・
よくわかんねーけど・・・・
竜は、これからもっと・・・
荒れるとおもうぞ・・・?」
それはないから大丈夫だよ・・・・
・・・・・陽。
竜を私は守りたいから・・・
大好きだから・・・・
竜の事は、理解してるつもりだから・・・
「・・・・・。」
私は無言で陽をおいて歩き出した・・・。