ミルクティー
「えっ…あの…」


その人は見るからに
不良って感じで、


年下のあたしたちには
ものすごく怖く見えた。


「そんなに怯えんなって、
 俺、昴って言う名前。
 自分ら名前は~っ?」


答えるしか、
ないよね…?


「…琴絵です。」


「紬です…。」


そっかそっか~!
そう言って軽く肩を
叩かれた。


この人…何がしたいの?
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