ミルクティー
「早く戻ろう?」


「わかってる。」


ふと、その理奈って女の人が
あたしの存在に気づいた。


「ねぇ、この子だれ?」


ビクッ。


夷月を見る目とあたしを見る目


そのまったく違う態度に
あたしは圧倒されてしまった。



「ちょっとな? ほら、先
 行ってろよ。」


「え~・・・ わかった」


そう言って女の人は行って
しまった。
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