ミルクティー
あたしは先生と警察の人に
こっぴどく叱られて、、、



なんとかその場は
いつも通りの静けさを
取り戻そうとしていた。



「えっと、遅くなりましたけど
 お世話になりました。」


「いえいえ、無事で何より。

 あ、ひじすりむいてる。」


え?


よく見ると少し血が出ていた。


「腕見せて?」


そう言うとあたしの腕に
ばんそうこうをその人は
張ってくれて。



「さっきの俺がはらなかったやつの
 のこりだけど?笑」


そう言ってその人は
あたしに微笑みかけた。
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