ミルクティー
「じゃあお母さん車で
 待ってるから。」


「うん・・。」


ガシャン。


あたしは無理を言って
お母さんにコンビニに
よってもらった。


あたしは迷わずに、
あの場所に足を伸ばした。


いっぱい並ぶ商品の中から
あたしが選んだのは
1本のミルクティーだった。


せめてあの人を好きで
いれないのなら…。


あたしはこれだけでも
好きでいよう。


あたしはそれを強く胸に
抱いた。
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