ミルクティー


「はい…。」


そう少し返事を
した瞬間、涙が
込み上げて来た。


「夷月…っ!!」


お母さんもベットで
よこになっている先輩に
抱き着きながら泣いていた。


本当に…


本当によかった。


あたしは安心したのか
その場に座り込んで
泣いてしまった。
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