ミルクティー
先輩の意識が戻って
数日がたった頃だった。


あたしはある日、
先輩のお母さんから
話があると呼ばれた…。


―――――――――――


「え…? 記憶喪失?」


先輩が記憶喪失…


あのテレビだけだと
思ってたことが


現実先輩に起きてるの?


「ええ…。

 しかも…理菜ちゃん
 との思い出だけ…」


その時…


あたしは一番ずるくて


一番、いけない思いが
頭の中を巡った。


夷月…?
この時あなたに先輩の
記憶があったなら…


あたしたちはこんな
風にならなかったのかな?


NEXT~I~ to be continue
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