ミルクティー
「正直一番…
 忘れちゃいけない
 人だったんだ。」


そう言いながら
先輩はミルクティーを見つめた


「今、ミルクティーを飲んで
 自然に彼女の事を
 考えたら涙が出た…。」


そのミルクティーを眺める
視線は誰のために
あったんだろう…?



「俺は何を忘れてんの
 かな…?」

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