ミルクティー

あたしは何もいう
ことが出来なかった。


でも…


「先輩…! また来ても
 いいですかっ?」


あたしが先輩を
支えるなんてできない
ことわかってる…


「うん。 そうして
 くれたら嬉しい」


この笑顔を見る
ためだったら
なんだってしてやる。


ごめんなさい、理菜さん


やっぱりあたしは
先輩のそばに…


少しでもいたい。
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