人間ペットショップ
「こちらへ…」
店員は奥の部屋に通じている扉を開けた。
な…なんなのここ…
さちが通された奥の部屋は、向かって左にもう一つ扉があり、正面には、人一人が優に入れるクリアケースが三つ置いてあった。その中には猿ぐつわをされた男が、それぞれ一人ずつ入っていた。
「お客様、ご自由にお選び下さい。」
そう言って、店員はさちの後方に下がり、開いたままだった扉を閉めた。
さちは前に出て、ケースの前に立った。
中にいる男達は全員下着姿で、さちのほうを見ている。見た感じ、左から順に、22、29、36歳といった感じだ。
皆ケースの壁に手を着き、さちに目を向けている。
まるで、哀願するかのように。
どうしよう…どうやって決めたらいいのかな?
ここに来て彼女は、誰を選ぶのかについて決めていなかったことに気づいた。
数分経った後、見かねた店員が後ろから声をかけた。
「このコなんかいかがです?」
店員は奥の部屋に通じている扉を開けた。
な…なんなのここ…
さちが通された奥の部屋は、向かって左にもう一つ扉があり、正面には、人一人が優に入れるクリアケースが三つ置いてあった。その中には猿ぐつわをされた男が、それぞれ一人ずつ入っていた。
「お客様、ご自由にお選び下さい。」
そう言って、店員はさちの後方に下がり、開いたままだった扉を閉めた。
さちは前に出て、ケースの前に立った。
中にいる男達は全員下着姿で、さちのほうを見ている。見た感じ、左から順に、22、29、36歳といった感じだ。
皆ケースの壁に手を着き、さちに目を向けている。
まるで、哀願するかのように。
どうしよう…どうやって決めたらいいのかな?
ここに来て彼女は、誰を選ぶのかについて決めていなかったことに気づいた。
数分経った後、見かねた店員が後ろから声をかけた。
「このコなんかいかがです?」